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ひとりごと

最近、俺のまわりで出産ラッシュが続いている。本当に少子化なのかと疑いたくなるくらいだ。
新しい生命の誕生は自分とは関係なくても、やはりテンションが上がるし、うれしい。
俺は昔は子供が少し苦手だったけど、友達の子供や甥や姪とふれあっているうちに、子供が好きになってきた。今では子供が可愛くて仕方がない。念のため言っておくと、性癖とかは関係ない。ノーマルだ。
ただ、自分の子供が欲しいかと言うと、欲しいと断言することができない。自分の子供ということは、自分の遺伝子を受け継いでいるということになる。それがある意味恐怖であったりする。
俺は昔からコンプレックスの塊みたいな人間だから、どうしても自分に自信がもてない。周りからの評価はそんなに悪くないような気はするけど、自分のことは、やはり自分が一番わかっていて、いろいろ取り繕ったりはするけど、自分にだけはごまかせない。もし、結婚して、子供が出来て、どうしようもないくらい自分に似てしまったら…とか考えると怖くなる。
一人なら、この先どんな世の中になろうが何とでもなるけど、子供がいたら、最後まで頑張れるだろうか…とか考える。ほんとに情けない話だけど、今までいろんな縁があったのに、結局踏ん切りがつかず、気が付けば今年で35歳の年になってしまった。別に後悔しているわけでもなく、今までの自分の人生に不満があるわけでもない。ただ、友達が家族を作り、一生懸命に生きているのを見ていると、羨ましかったり、どこかうしろめたかったり、ちょっと寂しかったりする。ただそれだけだ。

子供を見ていると、俺にもこんな時代があったのかと、ちょっと不思議な気持ちになるときがある。俺は幼稚園位から以前の記憶がほとんどなく、小学校前半の記憶もかなり薄い。その時考えていたことなんて全くわからない。だから、子供の純粋さや、素直さとかに触れるとちょっとびっくりしてしまう。で、やっぱり子供可愛い。となる。性癖とかではなく。何度でも言うが俺はノーマルだ。
まあ俺は常に第3者なので、きっと俺の想像以上に親は大変なんだろうなとは思う。自分が親になれていない分、世の中の全ての父親と母親を尊敬している。もちろん自分の親も含めてだ。すごいよな~と思う。で、やっぱりちょっとうらやましい。

そういえば最近あることを思い出した。もう結構昔のことで、ちょっと胡散臭い話だ。
仕事の帰りだったか、遊びの帰りだったか忘れたけど、夜電車に乗って、外の闇と窓に映る自分の中間位をボケ~っと見ていたときに、突然あることを確信してしまった。あっそうか!って感じで。
それは、自分があの両親を選んで生まれてきたということ。その時に何を考えていたのかわからないけど、少なくとも両親のこととか、自分の出生に関することとかではないことは確かだ。それにその時は両親、特に父親とはうまくいってなくて、なんであの親から生まれてきたのかと不満にさえ思っていた。もちろん幼稚園の時の記憶さえない俺に生まれる前の記憶なんてあるはずがない。でも、なぜかその突然湧いてきた不思議な確信を俺は素直に受け入れてしまった。ほかの人は知らないけど、俺は自分であの親を選んだ。そうか、自分で選んだんならしょうがないよなって感じで、そのあとから少しずつ自分と親の間にあった壁が崩れていった。今はめったに会うこともないけど、結構仲はいい。
で、俺はみんながそうだったらいいなって思う。親からすれば、子供が自分を選んでくれたと思えばすごく嬉しいだろうし、子供も自分が選んだ親だと思えば大切にしようと思うだろう。まあこれは俺がなんの根拠もなくただ信じているだけのことなので事実はどうなのかはわからないし、知りようもないことだ。信じるか、信じないか。それだけだ。

そう考えると、ちょっと怖いけど親になるって悪くないよなって思えてくる。なんせ向こうが俺を選んで生まれてくるわけだから。
種子島にきて、お店始めて、いろんなことに挑戦して、実は少しずつだけど自分に自信がついてきているのを感じる。今は彼女もいないし、できそうな気配もないので、父親になれるとしても、もうちょっと先のことだ。のんびり構えてられる歳でもないけど、焦らず、今の生活を楽しみながらも、自分を高めていきたい。

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